家庭菜園-冬-こまつな

こまつな葉茎菜類《アブラナ科》原産地:中国、日本

カブから分化した最も古い漬け菜の一つで、東京小松川で生産されたのが名前の由来。
栽培しやすく、栄養豊富で各種料理に用いられる。

栽培カレンダー

栽培のポイント
  • 寒さ暑さに強く、特に冬の青物の少ない時期でも、比較的栽培しやすい。
  • 連作の害が出にくい野菜で、完熟堆肥を施し、土を膨軟にすると品質がよくなる。
  • 栽培期間が短いので、果菜類やネギ類などとの間作、混作も可能。
作り方
  • うね幅:
    • 90~100cm3~4条まき
  • は種:
    • は種機か手まきで条まきする。手まきの場合クワの背で軽く土を押さえる。
      白い寒冷紗をうね全体を覆うようにかけた後、かん水する。不織布のべたがけ栽培は防虫、保温、防風効果がある。
  • 施肥例:(1㎡当たり)
    • 元肥
      ◎堆肥:  1.5kg
      ◎苦土石灰:100g
      ◎神徳特号:100g
    • 追肥
      ※葉色が黄色の場合、出荷7~10日前に尿素を1kg追肥するとよい。
  • 間引き・中耕:
    • 本葉が出はじめたころ、株間5cm間隔に間引き、条間の中耕をする。
  • かん水:
    • 水分を多く好むので、十分にかん水する。

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