家庭菜園-秋-しょうが
しょうが根菜類《ショウガ科》原産地:熱帯アジア
殺菌作用と薬効、消臭などの効果あり。
古くから栽培されている作物で、栽培法と収穫のしかたにより、周年的に利用できる野菜。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- 種しょうがに貯えられた栄養で2ヶ月くらい生長するので、充実した無病のものを植えつけることが大切。
- 高温性で生育適温は25~28℃。有機質の多い保水力のある水田などに植えつけるとよい。
作り方
- 畑の準備:
- うね幅120cm、株間25cm、2条植え。
- 施肥例(1㎡当たり)
- 元 肥
- ◎堆 肥: 2kg
- ◎苦土石灰: 60g
- ◎神徳特号:200g
- 追 肥 1回につき神徳特号 40g
- ◎1回目:7月上旬
- ◎2回目:8月上旬
- 種しょうがの準備:
- 種しょうがは病害のないものを購入するのが一般的。種しょうがを50gくらいの大きさに手で分割する。
- 定植:
- 芽を上にして株間25cm間隔で2条植えにする。定植後、7~8cmくらい覆土する。
- 芽を上にして株間25cm間隔で2条植えにする。定植後、7~8cmくらい覆土する。
- 追肥・敷きわら:
- 追肥はうねの肩に施し、株元に土寄せする。乾燥を嫌うので7月以降は敷きわらをして乾燥を防ぐ。夏期は土壌が乾燥しやすいので、うね間にかん水する。
- 収穫:
- 9~10月に掘り取る。植えつけた種しょうがは小さくなっているが、すりしょうがとして利用できる。新しょうがは11月までとり遅れると、繊維が多くなってくるので来年の種しょうがなどに利用する。
- 病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。