家庭菜園-春-菜ばな
菜ばな葉茎菜類《アブラナ科》原産地:-
栄養価が高く、ビタミンA(カロテン)、ビタミンCやカルシウムなどを多く含む緑黄色野菜。
漬物やおひたし、あえものなどに利用される。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- 早まきすると病気にかかったり、年内に伸びすぎて寒害を受けやすくなる。また、遅まきでは株の生育が悪く、小株のうちに花が咲き収量が落ちてしまうので適期に種まきをする。
- 冬に入るまでにできるだけ生長させておくと、太くやわらかい良質の花蕾を収穫できる。
- 直まきの方が根の張りがよく、生育も早くて栽培しやすいが、幼苗期に虫害や乾燥による生育のムラができやすい。
作り方
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- 施肥例(1㎡当たり)
- 元 肥
- ◎堆 肥:2kg
- ◎苦土石灰:80g
- ◎ようりん:20g
- ◎燐加安14号:150g
- 追 肥 1回につき神徳特号 40g
- ◎1回目:本葉が7~8枚目のころ
- ◎2回目以降:花茎が伸び始めたとき。その後は月1回ごとに。
- 早生種:
- うね幅100㎝、株間30㎝、2条まきか条間30㎝、株間30㎝の点播(1ヵ所4~5粒)とする。種が隠れる程度に軽く覆土し、その上を手で軽く押さえ鎮圧し、かん水を十分に行う。本葉2~5枚展開時までに2~3回に分けて間引きを行い、株間が30㎝くらいになるようにする。この際、病害虫に侵されていない正常な1株を残す。
- 中生種:
- セルトレイに1穴あたり4~5粒の種をまき軽く覆土する。育つにつれて間引き、本葉2枚のころに1本にする。播種後30日くらいの本葉4~5枚時に、根を切らないように気をつけて、株間35㎝くらいになるよう植え付ける。苗が活着するまでは乾燥に十分注意してかん水する。
- 収穫:
- 早どりせず花蕾が大きく膨らむまで待って、開花直前の30㎝くらいに伸びた主茎を茎葉のついたまま摘みとる。開花してからでは収穫遅れ。その後は側枝が伸びてくるので、12~15㎝に伸びた花茎を開花前のやわらかい時に収穫する。
- 施肥例(1㎡当たり)
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- 病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。