家庭菜園-春-レタス

レタス葉茎菜類《キク科》原産地:地中海沿岸、西アジア

サラダに不可欠。生で食べればバランスの良いヘルシー野菜。

栽培カレンダー

栽培のポイント
  • 涼しい気候を好み、栽培適温は15~22℃。生育前半は、-5℃ぐらいに下がっても枯れないが、結球期に入ると凍害を受けやすい。
  • 暑さには弱く、27℃以下になると正常な結球はせず、腐敗株が多くなる。
  • 高温、長日下で種まきをすると、とう立ち・開花しやすい。そのため特に夏まき栽培では、品種の選択を誤らないこと。
作り方
育苗
    • は種:
      • 種子は育苗箱に条まきする。条間は8cmで、種子は約5mm間隔にまく。覆土は、種子が見えない程度に軽くかける。
成功のポイント!
種子は薄いので、種まき後の覆土は厚すぎないように、ふるいを使い薄く丁寧にかける。覆土後は、板切れで軽く鎮圧すると均一に覆土できる。
    • 間引き:
      • 本葉1枚の頃、葉が触れ合わない程度に間引く。
    • 移植:
      • 苗床に1㎡当たり堆肥2kg、苦土石灰を約80g、神徳特号を約60g施用し耕うんする。本葉2~3枚で、この苗床に10cm間隔に植え付ける。または9cmポットに移植する。
定植後の管理
    • 施肥・畑の準備:
      • 定植2週間前に、1㎡当たり完熟堆肥2kgと、苦土石灰を100g、元肥として大阪北部エコ有機3号を100g施用し、幅120cmのうねを立てる。
    • 定植:
      • 本葉4~5枚の苗を株間30cm、条間40cmの2条千鳥に定植し、十分かん水する。老化苗にならないように、適期定植する。黒マルチに穴を開け、植え付けても良い。(高温期は不要)高温期はあらかじめ不織布等を被覆し、地温を低下させておいても良い。
    • かん水:
      • 活着から結球まではやや多めとし、充実した外葉を展開させる。結球後は、軟腐病等の発生が増えるので、かん水を控える。
    • 追肥
      • 追肥は結球始め頃までで、葉色や生育状況に応じて、かん水を兼ねて液肥を散布する。または、結球始めまでに、神徳特号を100g(1㎡当たり)施用する。
成功のポイント!
収穫が平均気温10℃頃の低温期(降霜・降雪期)に入る栽培では、結球期に入ったらビニールで保温被覆する。
    • 収穫:
      • 結球した頭部を軽く押して、硬く感じる頃が収穫適期。

 

 

 

 
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