家庭菜園-春-そらまめ
そらまめ豆類《マメ科》原産地:アフリカ北部
旬を味わう代表的な野菜で、日本人にはなじみの深い古い野菜。
初夏のころ、タンパク質と炭水化物に富んだ未成熟子実を食用として利用。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- マメ類の連作にならないよう、日当たりと水はけの良い場所に植え付ける。
- アブラムシによりウイルス病が発生するので、縮んだり黄化したりした株は見つけしだい抜き取るようにする。
- マメ科作物の中でも株張りするので、倒れないようにビニールひもで引っ張る。
作り方
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- 苗作り:
- 直まきもできるが、そらまめは発芽率が悪いので苗作りをした方が得策。3号(9㎝)ポットに2粒ずつ、オハグロ部分(へそ)を斜め下にして豆を立て、3分の2ほど用土に埋め込み、水やりする。種を水に漬けたり、横に寝かせてまいて覆土したりすると、腐らす原因となる。
- 畑の準備:
- うね幅100~120cm、株間50cm、1㎡あたり約2株
- 施肥例(1㎡当たり)
- 元 肥
- ◎堆 肥: 3kg
- ◎苦土石灰:100g
- 追 肥
- ◎1回目 定植14日後 燐加安14号:30g。
- ◎2回目 12月上旬 菜種油粕:120g 大阪北部化成2号:40g。
- ◎3回目 3月上旬開花時 大阪北部化成2号:20g
- 土寄せ・中耕:
- 12月上旬頃と3月になって茎の伸長が始まったら行い、倒伏を防ぐため株元へ土寄せする。蕾が膨らんで開花し始めたら、根を切らないように畝の肩部に置き肥し、覆土する。
- 茎の整理:
- 茎が多く出て込み合ってきたら、遅く出てきた貧弱な茎は切り取って、1株7~8本立ちにする。全体の日当たりを良くしておくと、さや付きが良くなり子実も充実する。
- 収穫:
- 開花後35~40日が収穫の目安となる。収穫適期はさやが十分に充実し下向きになり、さやに光沢が出て背筋部が褐色になり、子実の色が緑から緑白色に変わった頃。さやが斜め上を向いているものは未熟。
- 苗作り:
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- 病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。