家庭菜園-夏-トウガラシ類
トウガラシ類果菜類《ナス科》原産地:南米アンデス山地
トウガラシ類は各地方にいろんな品種があり又それぞれに特徴がある。
香辛料として使うものから果実を食べる辛味のほとんどないものまである。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- ピーマンと同じように高温性で生育適温は25~30℃。十分暖かくなってから栽培する。
- 連作を嫌うので、ナス科野菜を作った場所では少なくとも2~3 年は栽培しない。
作り方
- 苗 作 り:
- ピーマンに準ずる。温床のあるトンネル内に苗箱を並べて条まきする。
本葉1枚のころに4号ポットに移植し、本葉6~7枚の1番花が咲き始めのころに定植する。
- ピーマンに準ずる。温床のあるトンネル内に苗箱を並べて条まきする。
- 畑 の 準 備:
- うね幅150cm、株間70cm、1条植え。1アール当たり約95株。十分かん水してからマルチを張り、地温を上げておく。
- 施 肥 例(1㎡あたり)
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元肥
◎堆肥: 2kg
◎苦土石灰: 100g
◎硫酸加里: 20g
◎燐加安14号:150g追 肥 1回につき神徳徳号40g
◎1回目 :定植半月後に株のまわりに
◎2回目以降:15日おきにうねの両側に
成功のポイント! 基本的な栽培はピーマンと同じだが、根はピーマンより繊細で、過湿に弱いので、高うねにして排水のよい土壌に植えつける。 定植後の管理
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- 支柱立て:
- 1番花のすぐ下のわき芽2本と主枝1本の3 本仕立てにする。それより下のわき芽は摘み取る。早めに支柱をたて、枝が折れないようにする。
- 敷きわら:
- 乾燥に弱いので、夏になったら水やりを多くして、敷きわらをして保湿する。泥のはね上げなどによる疫病の防止にも役立つ。
- 収 穫:
- ◎収穫した果実を食べるもの:ししとう、伏見甘長、万願寺とうがらしなどは品種の適正な大きさになれば適時収穫する。収穫が遅れるとタネが太ってかたくなるので、早めにとる。乾燥が続くと、果実が大きくなるにつれて辛味が強くなるのでこまめにかん水する。
◎香辛料として使用するもの:果実が赤くなってきたら1つずつ摘みとる。その後全体が赤くなったら、株ごと抜きとり、雨の当たらない風とおしのよいところで速やかに乾燥させる。
- ◎収穫した果実を食べるもの:ししとう、伏見甘長、万願寺とうがらしなどは品種の適正な大きさになれば適時収穫する。収穫が遅れるとタネが太ってかたくなるので、早めにとる。乾燥が続くと、果実が大きくなるにつれて辛味が強くなるのでこまめにかん水する。
- 病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。