家庭菜園-夏-にら
にら葉茎菜類《ユリ科》原産地:中国西部
栄養価が高く、匂い成分のアリシンが免疫機能を高め、疲労回復に役立つ。また、整腸作用があり、昔より胃腸に効く野菜として親しまれてきた。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- 一度植えると2~3年収穫できる。大株になったら株分けする。
- 涼しい気候を好み、生育適温は10~25℃。冬には地上に出ている部分は枯れるが春になると新しい葉が生えてくる。
- 酸性土と加湿を嫌うので、土壌の酸性土を調整し、有機質肥料を使って排水と水持ちの良い土づくりを心がける。日当たりはそれほど要求せず、半日陰でも育つ。
作り方
- 苗床の準備:
- 本ぽ1アール当たり10㎡程度の苗床を準備する。種まき1か月前に、苗床10㎡当たり苦土石灰1kgと完熟たい肥3kgを全面に施す。種まき1週間前までに神徳特号400gを全面に施して混和し、畝立てする。
- 苗作り:
- 板などを使ってすじをつけ、15~20cm間隔の条まきにする。種をまいた後は、うすく土をかけ、敷きわらか寒冷紗をする。10~12日後に発芽するので敷きわらを取り除く。土が乾いたら水をやるようにする。本葉が2~3枚になった時、神徳特号300gを追肥する。
- 畑の準備:
- うね幅60cm、株間20cm、2条植え
- 施肥例(1㎡当たり)
- 元 肥
- ◎堆 肥: 3kg
- ◎苦土石灰: 100g
- ◎BMようりん: 60g
- ◎大阪北部エコ有機3号:100g
- 定植:
- 苗が20cmくらいになったら本ぽに植えつける。植え溝をつけて、苗は4~5本ずつまとめて、20cmくらいの間隔で植えていく。根が外に出ないように丁寧に植えつける。
- 苗が20cmくらいになったら本ぽに植えつける。植え溝をつけて、苗は4~5本ずつまとめて、20cmくらいの間隔で植えていく。根が外に出ないように丁寧に植えつける。
- 追肥・土寄せ:
- 追肥は植えつけ後20日とその40日後に1アール当たり神徳化成を4㎏施す。追肥後は倒伏や雑草の発生を防ぐために、土寄せを行う。植えつけ後は毎年9月と4月を目安に追肥する。
- 追肥は植えつけ後20日とその40日後に1アール当たり神徳化成を4㎏施す。追肥後は倒伏や雑草の発生を防ぐために、土寄せを行う。植えつけ後は毎年9月と4月を目安に追肥する。
- 収穫:
- 4~10月、葉の長さが25cmくらいになったら収穫する。
- とう切り:
- 8月ごろになると、とう立ちして花が咲く。そのまま放っておくと株が弱るので蕾のうちに茎を刈り取る。
- 株分け:
- 3~4年たつと葉が細くなってくるので休眠中に株分けする。備中鍬などで株を掘り起こし、1株ずつに分け、大きさをそろえて小さい株は捨てる。分けた株は苗を植えつけた時と同じように4~5本ずつまとめて植えつける。
- 病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。