家庭菜園-夏-さやいんげん
さやいんげん豆類《マメ科》原産地:中南米
三度豆とも呼ばれ、手軽に短期間で何回も作れる。
カロテンや食物繊維が豊富で、調理も簡単な便利野菜。収穫したてがおいしい。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- 霜に弱いので遅霜に注意。一方、30℃以上では莢つきが悪くなる。
- 耐湿性が低いので、排水のよい場所を選ぶ。
- 連作を嫌う(いや地現象)ので、同じ場所では2~3年は作付けを避ける。
作り方
- うね立て:
- あらかじめ元肥を全面に施して耕うん後、つるなし種は幅120㎝、つるありは80㎝のうねを立てる。
- は種:
- つるなし種は、株間30㎝の2条植え。つるあり種は、株間40㎝の1条植え。種子のへそ部分を下にして、1穴に3粒まき、種子が隠れる程度に覆土をする。
- 施肥例(1㎡当たり):
- 元 肥
- ◎堆 肥:2kg
- ◎苦土石灰:100g
- ◎大阪北部エコ有機3号:100g
- 追 肥(大阪北部エコ有機3号)※つるあり種のみ
- ◎1回目(開花期):30g
- ◎2回目(収穫初めの頃):30g
- 間引き:
- 本葉2枚の頃に1本(つるなし種は2本)を残し、残りは地際部から切り取る。
- ネット張り(つるあり種のみ):
- 草丈が約20㎝の頃に、収穫の作業性を考えて約180㎝の高さにきゅうりネットを張り、つるを誘引する。
- 敷わら:
- 敷わらか黒マルチで被覆すれば、乾燥防止・雑草防止や雨水の跳ね上がりで伝染するサヤの腐敗を減らすことができる。また、黒マルチの代わりにシルバーマルチで被覆すれば、アブラムシ類の飛来を避けて、ウイルス病の被害を抑えることができる。
- かん水:
- 開花期に土が乾きすぎるとサヤの着きが悪くなるので、晴天が続いた場合は、かん水をする。土壌マルチをしている場合は、うね間にかん水をする。
病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください