家庭菜園-冬-ほうれんそう
ほうれんそう葉茎菜類《アカザ科》原産地:コーカサス地方
各種ビタミンや鉄分、カルシウムなどに富む栄養野菜。造血作用があるため、貧血の改善や予防に。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- 耐寒性は強く0℃でも生育を続け、-10℃の低温にも耐える。
- 高温には弱く、20℃以上になると生育が悪くなる。酸性土壌には野菜のうちでは最も 弱いほうで、pH5.2以下ではほとんど育たないので、苦土石灰で土壌酸度を調整する。
- 春はとう立ち(花芽ができる)が発生しやすいので、品種の選定に注意する。また、早めに収穫する。
- 夏の高温化では立枯病の発生が多く作りにくい。
成功のポイント! |
酸性と畑の排水不良はほうれんそうの大敵。石灰による酸度矯正と周囲に排水溝を設け、畑の表面排水につとめる。 |
作り方
- うね幅:
- 120cm。水田などの排水の悪いところは、高うねにして、条数を減らす。
- 株 間:
- 4~6cm。4条まき。
- 施肥例(1㎡当たり)
- 元 肥
- ◎堆 肥: 2kg
- ◎苦土石灰: 200g
- ◎神徳徳号: 150g
- 追 肥
- ◎1回目(草丈5~6cm頃):50g
- ◎2回目(草丈12cm頃) :50g
- 間引き:
- 本葉3枚の頃、間引きしてガッチリした株に仕上げる。軟弱徒長株はとう立ちを早めたり、べと病発生の原因になる。
- その他の管理:
- 台風や豪雨にたたかれ、根が傷められた時には尿素の100倍液を葉面散布して、草勢の回復を図る。
病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。