家庭菜園-夏-ピーマン

ピーマン果菜類《ナス科》原産地:熱帯南アメリカ

トウガラシの甘味種で、ビタミンC、カロテンが豊富。カラフルな品種も加わって、人気倍増中の野菜。

栽培カレンダー

栽培のポイント
  • 適夜温が18~20℃と高く、育苗~定植後にかけて低温にあうと生育が悪くなるので、十分に暖かくなってから植える。
  • 枝が細く風に弱い。特に果実が多く着くと枝が折れやすいので、支柱を立て誘引する。
  • 果実が一斉に多く着いたときは、思いきって若どりをして、草勢を回復させる。
  • 連作を嫌うので、ナス科野菜を作った場所では4~5年は作付けしない。
成功のポイント!
①購入苗は小さく、早く売り出されることが多いので、暖かい場所で大きい鉢で再育苗し、十分に暖かくなってから畑に植える。
②元肥は溝を深く掘って施し、根を深く張らせる。肥料の効きすぎは落花の原因となり、実止まりを悪くするので注意する。
作り方
育苗
  • 発芽適温が28~30℃と高いため、種を苗箱に条まきし、温床のあるトンネル内に並べる。本葉1枚の頃に、4号ポットに移植する。
    昼温が35℃以上に上がらないようにトンネル内を換気する。

定植後
  • 定植の2~3日前に、元肥を施用して幅120cmのうねを立てる。
  • 十分かん水してからマルチを張り、地温を上げておく。
  • 定植は株間40~45cmの1条植で、マルチにナイフで十字に切り目を入れ、苗を植付ける。
  • 栽植本数は、1.5~2株/1㎡
  • 施肥例:(1㎡当たり)
    • 元肥
      ◎堆肥:    2kg
      ◎苦土石灰: 100g
      ◎燐加安14号:150g
      追肥神徳特号
      ◎1回目:1番果着花時 40g
      ◎2回目以降:15日おき 40g
  • 整枝:
    • 発芽後は、徒長を防ぐため最低夜温を15℃にする。さらに移植まで徐々に下げて、丈夫な苗に育てる。
  • 支柱立て:
    • 本葉2.5枚、種まき後25日位で、15cmポットに移植する。根付くまでは夜温を14℃まで上げるが、その後は徐々に下げて本葉5枚からは8~10℃を最低夜温の目処に、徒長を防ぐ。
  • せん定:
    • 本葉2.5枚、種まき後25日位で、15cmポットに移植する。根付くまでは夜温を14℃まで上げるが、その後は徐々に下げて本葉5枚からは8~10℃を最低夜温の目処に、徒長を防ぐ。
  • 敷わら・かん水:
    • 定植の1週間ほど前に、堆肥や元肥を施用して耕うん・うね立てをして、マルチで地温を上げておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。