家庭菜園-花-コスモス

コスモス花き類《キク科》原産地:メキシコ

外来品種だが、日本の風景にとけ込んでいる。
台風などで倒れても、茎の途中から根を出し、また立ち上がって花を着けるほど強い。

栽培カレンダー

栽培のポイント
  • 栽培期間が短く、種まき後60日前後で収穫できる。
  • 肥料が多いと草丈が伸びすぎ、茎も太くなりやすく、切り花後の水揚げが悪くなる。
  • 本葉6~7枚頃に摘心すれば、わき芽が出て草姿が良くなる。
品種・系統
  • ベルサイユ:
    • 桃色地に紅の蛇の目咲。側枝の発生が少なく、花梗が太く切り花向き。
  • センセイション系統:
    • 花径12~20cmの大輪系の早生種。特に水揚げが良く切り花用に最適。
  • ソナタ混合:
    • 花径7cmの一重咲。草丈50~60cmの矮性種。花色は赤紫、桃、白色など混合。
  • キバナコスモス系統:
    • 多花性だが草丈が短く花壇苗用の矮性品種。
      早生系の品種以外は、日長が短くなる秋まで開花しない場合があるので注意が必要。
作り方
は種
  • ハウス促成栽培以外は、直播きが一般的。うね幅120cmで、条間20cm、4条に1~2粒点まきし、覆土は種子が隠れる程度で発芽するまで乾かないようにする。
  • 本葉1~2枚の時に5~6cm間隔に間引きする。
  • 施肥:
    • 肥料分が多いと軟弱徒長気味となって開花が遅れる。そのため、やせ地でも1アール当たり、神徳特号を3kg、元肥に施用する。
  • その他管理:
    • 草丈が伸びると風雨で倒れやすくなるため、1~2回株元に土寄せをする。また、15~18cm間隔のフラワーネットを1段張っても良い。

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