家庭菜園-春-キャベツ
キャベツ葉茎菜類《アブラナ科》原産地:地中海・大西洋岸地方
ビタミンCも多く、胃腸障害によいビタミンUが多いのが特徴的。
アミノ酸組成にもすぐれ、生でよし、煮てよしの健康野菜の王者。
栽培カレンダー
栽培のポイント
- 夏まきは、黒い寒冷紗を被覆し、気温を下げて育苗する。
- 秋まきは、春先とう立ち(抽台)のないよう、品種のは種適期を守る。
- 春まきは、寒い時期に保温なしで種子をまくと、とう立ちする。
- 結球始め頃までに施肥を終わらせる。
品種
- 春まき栽培:
- YR楽山、彩里、YR50号(タキイ)、金系201号(サカタ)、など耐暑性の品種。
- 夏まき栽培:
- 初秋、彩風、YR泰山(タキイ)、早生秋宝(山陽)、松波(石井種苗)など。
- 晩夏まき栽培:
- 彩音(タキイ)、金春、中早生(サカタ)、渡辺早生丸(渡辺採種)など耐寒性品種。
- 秋まき栽培:
- YR春空、春波、北ひかり(タキイ)、など晩抽性・耐寒性が強い極早生品種。
作り方
育苗
- 本ぽ1アール当たり、苗床5㎡を準備する。
- は種前に、神徳特号1kgを施し、耕しておく。
- 10cm間隔に浅く溝をつけ、均一に種をまき、軽く覆土する。
- 稲わらなどで覆ってから十分かん水する。
- ダイコンシンクイの幼虫が生長点付近の葉や芯を食害して、芯止まりになり収穫できなくなるため、発芽前に寒冷紗(2mm目合)で、トンネル被覆して成虫(蛾)の侵入・産卵を防ぐ。
- かん水は朝に行い、夕方は土が少し乾く程度にする。
- 発芽揃いの頃から、葉が重なり合わないように2~3回に分けて間引きする。
本ぽの管理《1アール当たり》
- 植え付け:
- うね幅120cm、株間35cm、2条千鳥植え
- 定植苗の大きさ:
- 本葉5~6枚
- 施肥例: (1㎡当たり)
元肥 (定植10日前までに)
◎堆肥: 2kg
◎苦土石灰: 100g
◎燐加安14号:150g
追 肥
◎1回目:定植15日後
神徳特号: 100g
◎2回目:定植25日後
燐加安14号: 50g
●3~4月どりは、11月中旬に追肥を完了する。 - 中耕・除草:
- 追肥の時期とあわせて作業をおこなう。
- 収穫:
- 手でおさえて、固くしまってきたら収穫する。穫り遅れて雨に当たると裂球するので注意する。
病害虫でお困りの際は、お近くのJA大阪北部・購買店舗または能勢営農経済センターへお問い合わせください。