2018 代かき(きぬむすめ)
本日は天日干し米の「代かき(しろかき)」作業です。この代かきにはコツがあって、高い部分から低い部分に向かって機械を進めていきます。これを何度か繰り返すうちに凸凹がなくなって平らになってきます。水面より土が出ているとあっという間に雑草が生えてきますので慎重に作業を進めていきます。
なぜ凸凹を無くす必要があるのでしょう?凸凹のまま田植えを行うと、苗が浅く植わる所と深く植わる所が出来てしまって生育がバラバラになってしまうんです。高品質なお米を作るうえで、苗の生育が均等にすることは非常に大切な作業です。
機械の入りにくいところなどは、このように人の力で行います。代かきで平らに整地できたからといってすぐに田植えができるわけではありません。代かき直後では土が柔らかすぎて、稲を植えても浮いてきたり、深く植わりすぎたりしてしまいます。ですからしばらく土を落ち着かせてから田植えを行います。