平成28年産 お米ができるまで 天日干し米
(平成28年10月21日時点 天日干し米)
後ろへ回ってみましょう。白い筒の部分を通ってお米が袋へ入ります。排出されたわらもきれいに整頓されています。今日もたくさんの人の手で行われていました。
(平成28年10月21日時点 天日干し米)
今日はハーベスタと呼ばれる農機を使っての脱穀を行います。天日干しにより乾いた稲穂をハーベスタに入れると、脱穀つまりお米の部分と、わらの部分に分かれます。わらの部分が画面左から排出されているのがわかりますか。
(平成28年10月20日時点 天日干し米)
天気も秋晴れが続きました。お天とう様の日の光もいっぱい浴びましたね。明日は脱穀の作業です。
(平成28年10月20日時点 天日干し米)
稲刈から一週間たちました。稲木にかけた稲に変化はあったのでしょうか。ご覧ください先週は葉に緑の部分が残っておりましたが、きれいに乾きましたね。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
こ のように天日干しの作業は本当に重労働です。天日干しによって乾燥したお米は市場でも急速に減少しています。ですが、天日干しで乾燥させたお米は機械乾燥 よりアミノ酸と糖の含量が高く食味値が高いといった報告があります。稲を吊るすことで稲穂の油分や栄養分がゆっくり下りてきて甘みが増すなどと言われてい ます。科学的な解明はされていませんが、愛情と手間をかけたものはやっぱり美味しいということなのではないでしょうか。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
今日の作業も終盤です。組みあがった稲木に全員で稲を架けていきます。今日一日で秋がいっぺんに深まった感じがします。稲刈や秋祭りが終わると、足早に冬に向かって行くようでなんだか少し寂しいですね。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
この1年を通して頑張って、稲とともに大きく成長した新入職員はというと、今日は手作業での稲刈です。鎌を持つ手も一人前です。地面がぬかるんでバインダーが入れないところを懸命に刈っていました。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
バインダーを使っての作業です。バインダーとは稲の刈り取りと結束を同時に行う農機具です。結束された稲が、横にあるのがお分かりでしょうか。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
組みあがった稲木に稲を架けているところです。後ろではバインダーと呼ばれる刈り取り専用の機械を使って作業をしています。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
稲を架ける稲木の組み立てです。全て手作業で、昔ながらの木とわらを使って組み立てていきます。
(平成28年10月13日時点 天日干し米)
い よいよ待ちに待った稲刈です。少し曇りがちですが何とか心配なく出来そうです。今ではほとんど見られなくなった天日干しを行うということで、いつもにも増 して大人数で作業します。遠くから全体を写すとこんな様子です。左上に見えているのがお米を架ける稲木。真ん中では2台のバインダーで稲刈をしています。 右下では、ぬかるみでバインダーの入らない所を手作業で刈り取っています。
(平成28年9月15日時点 天日干し米)
トンボがいました。愛らしい姿を見るともう季節は秋だなぁと感じますね。そういえば気温も涼しくなり季節も進んだ気がします。
(平成28年9月15日時点 天日干し米)
だいぶ養分をため込んで垂れ下がってきましたね。収穫まではもう一息です。
(平成28年9月15日時点 天日干し米)
まだ少し青っぽいところも残っていますが、前回と比べると全然様子が違いますね。
(平成28年8月25日時点 天日干し米)
よ く見てみるとイナゴが隠れています。イナゴは稲にとっては害虫と認識されています。ただ昔は農耕民族にとって、貴重なタンパク源として食されていたようで す。今でも佃煮などに加工して見かけることはありますね。食べたことはありませんが、エビのような味がするとのこと・・・もし機会があればご賞味してみて ください。
(平成28年8月25日時点 天日干し米)
真っ直ぐきれいに出ていますね。これから栄養をいっぱい溜め込んでお米へと変わっていきます。
(平成28年8月25日時点 天日干し米)
さて前回の更新でお伝えしておりましたが、稲穂は出てきているのでしょうか?
(平成28年8月12日時点 天日干し米)
さて、新入職員を中心に行っている草刈ですが、ただ伸びてきたから刈っているわけではないんです。カメムシなどの害虫の予防なんです。穂が出るまではきれいに刈り取り居場所を無くし、逆に穂が出たら草は刈らずに稲穂に付かないように居場所を用意するんです。
(平成28年8月12日時点 天日干し米)
まだ稲穂は出ていませんね。待ち遠しいです。今月の末には穂が出るだろうとのことです。次回の更新を楽しみにお待ち下さい。
(平成28年8月12日時点 天日干し米)
暑い日が続きますね。そんな中でも稲は元気に成長中です。
(平成28年7月20日時点 天日干し米)
水をスムーズに抜く為に行っているのが「溝切り」という作業です。昔は人力でしたが、現在は乗用型の溝切り機で行っています。この溝は以前紹介したおたまじゃくしや小さい水辺の動物の避難場所にもなっているんですよ。
(平成28年7月20日時点 天日干し米)
株の根元に寄ってみます。今まであったものがありませんねお気付きですか?そうです水がありません。これはあえて水を抜き、飽水状態にしているんですね。そうすることで、根に酸素を補給して成長を促進したり、土の中のガスを抜く効果があるんです。
(平成28年7月20日時点 天日干し米)
真っ青な空に映えるきれいな緑色です。根元の地面が見えなくなるほど大きくなりました。暑さに負けず元気に立っていますね。
(平成28年7月1日時点 天日干し米)
少し寄ってみれば良くわかりますね。ちなみに葉の成長に必要な温度は決まっていて、1枚の葉が成長するのには積算気温で約100℃必要といわれています。平均20度であれば5日の計算です。桜の開花なんかにもこの積算気温が使われます。自然の力ってすごいですね。
(平成28年7月1日時点 天日干し米)
さ て、横に大きくなったと言うのは「分けつ」と呼ばれる現象です。稲の葉は左右交互に順番良く出ます。緑の葉が3枚出ると、4枚目が出ると同時に一番下の葉 の付け根の節から枝分かれをして新しい茎が出ます。そして茎が出ると同時に新しい根が出るという現象が繰り返され株が大きくなっていきます。これが「分け つ」です。
(平成28年7月1日時点 天日干し米)
前回から半月。エコ農法の肥料が効いてきたのでしょう緑がはっきりしてきましたね。縦にも横にも大きくなった印象です。
(平成28年6月14日時点 天日干し米)
で はここで、一番初めの田起こしを写した場所から現在の様子を撮ってみましょう。いかがですか、日々刻々と変化していきますね。この実習田では、環境に優し いエコ農法を行っています。その分肥料の効果があらわれるのは、もう少し後になるとのことです。もっと鮮やかな緑になるとの事で楽しみに待っていてくださ い。
(平成28年6月14日時点 天日干し米)
では寄ってみましょう。直播と比べてみるとまた違った感じがしますね。洗練された趣があります。
(平成28年6月14日時点 天日干し米)
きれいに揃っていますね。背丈も伸び、遠目で見ても緑が目立ってきましたね。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
田植えもほぼ終わりに近づいてきました。新入職員にとって初めての田植えでしたが、ほぼ真っ直ぐ植わりましたね。上手いものです。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
どんな作業にも裏方の仕事があるものです。こちらは田植え機がUターンした田んぼの端を均す作業です。田植え機のタイヤのあとを、きれいに元通り平らにしています。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
では、田植え機の後ろにまわって、実際の植付を見てみましょう。オレンジ色の爪のようなものが回転し苗をつかみきれいに植えていますね。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
女 性に負けじと男性職員も奮闘中です。余談ですが、田植え機の右側に棒のようなものが出ていることにお気付きでしょうか。田植え機が進むと同時に田んぼに線 が入っています。次に田植え機の前方にも棒状のものが付いていますね。田んぼに付いた線に、この田植え機の前方の棒が合うように進めば、真っ直ぐ田植えが 出来るのです。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
積み込みが終わったらさあ田植えです。今日も新入職員頑張ってますね。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
先ほどの苗箱を田植え機に積み込みます。途中で苗が無くなってしまわないように、積めるだけ目いっぱい積みます。
(平成28年5月27日時点 天日干し米)
次は田んぼを移って、苗を使用した田植えです。左の写真がお米の苗です。青々として元気ですね。でもここまで成長するまでには、たくさんの時間と管理の手間がかかっているんです。美味しいお米を作るにはまず元気な苗が欠かせません。
(平成28年5月6日時点)
代掻きの終わった田んぼの表面です。きれいに土と水が混ざり、表面も平らになっていますね。準備は完了、次はいよいよ田植えです。
(平成28年5月6日時点)
次は代掻き(しろかき)です。田起こしが終わった田んぼに水を張り、土を細かくし混ぜ合わせ、表面を平らにする作業です。田んぼの水漏れを防いだり、表面を均一にして苗をむらなく生育させるなどの効果があります。昔は全てが人力でしたので便利になりましたね。
(平成28年4月20日時点)
田起こしが終わった後の田んぼです。田起こしとは、田んぼの土を細かくくだいて掘り起こし、表面の土と深部の土をひっくり返す作業のことです。冬の間眠っていた田んぼの土を生き返らせ、いよいよ今年の稲作に向けた作業が本格化します。