令和2年度 食農体験学習の実施

JA大阪北部では、令和2年9月12日(土)親と子の食農体験学習を実施し、小学校1年生から6年生の児童と保護者計25名が参加しました。
今回は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり感染症予防対策を行い実施しました。
まず、能勢けやきの里にて、けやきナスの収穫体験を行い、その後、大阪府立豊中高校能勢分校に移動し農業系列専攻の2、3年生の協力のもと養蜂体験とブドウの収穫体験行いました。


今回は、けやきナスの生育が心配されていましたが、生産者のご協力により長さ25cm程ある立派なけやきナスを収穫する事ができました。


収穫後は、豊中高校能勢分校へ移動しグループに分かれ養蜂体験とブドウの収穫体験を行いました。
養蜂体験では、防護服に着替えて巣箱を間近で観察し、女王蜂や働き蜂の大きさの違いなどミツバチに関する知識を深めました。その後、巣箱の隣のテントに移動し、屋外で蜂蜜搾りをしました。
 

 

蜜蓋を丁寧にナイフで切り取った後、遠心分離器にかけて、蜂蜜を搾りだし、精製したものを瓶詰めする一連の作業を行い完成です。


ブドウの収穫体験では、一人一房収穫し、生育不良な粒を調整し、重さや糖度を測定した後、ブドウに関する知識を深めました。

最後は、店頭で並んでいるようにナイロンでラッピングしました。


今回も大阪府立豊中高校能勢分校の生徒の皆さんや、守田校長先生を始めとする教職員の皆さんの多大なるご協力をもって無事に全カリキュラムを終える事ができました。JA大阪北部では、このような体験を通して子どもたちや地域の皆様に「食・農・自然」の大切さを改めて考えてもらうきっかけになればと考えています。