令和2年度 冬野菜の収穫実習(12月上旬~中旬)

 早くも播種を行ってから3か月が経過し、各小学校で育った野菜の収穫実習を行いました。例年であれば12月より順次調理実習を行いますが、新型コロナウイルス感染症の感染状況などをみて一部の学校で収穫実習のみ行いました。
 学校によって野菜の生育状況は様々で、日々の管理の差で結果に大きな差がありました。不織布をかけていればプランター内に虫は入りにくいのですが、水をあげた後の掛け忘れや、隙間がある掛け方をしていたプランターでは、ほとんど虫に食べられてしまっていました。しかし毎日、生育状況を確認し虫食いがないか等きっちり栽培・管理をしていたプランターでは店頭に並んでいるような野菜の収穫ができました。

きっちり管理をしていても思うように大きくならず、残念な結果になってしまったものもありました。同じように植えて管理しても必ずしも同じように大きくなるとは限らない農業の難しさが児童に少しでも伝わったかと思います。

この収穫実習をもって2学期9月植え付けの冬野菜栽培出前授業は修了となりますが、11月に植え付けた他の学校では現在、栽培管理中ですので今回の反省点などを活かして栽培・管理をしたいと思います。