Category Archives: インフォメーション

定型約款について

当組合では、2020年4月1日 施行の改正民法に伴い、定型約款に該当する各種規定・約款を改正することと致しましたのでお知らせします。
 詳しくは、当組合ホームページに掲載しております各種規定・約款をご確認いただくか、窓口までお問合せください。


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◎定型約款

おとなの食育 NO.29

「自然」と「科学」の融合を信じて



「自然との共生」は「旧暦の知恵」にあり


 前号で「暮らしに自然を取り戻そう」と、「旧暦」について触れた。二月「立春」を起点に、三月「啓蟄」、「春分」を迎え、「清明」の四月。温もりが増すごとに“感染症も鎮まれ”と、今年ほど待ち遠しい春はなかった。梅、桃の花、菜の花、ユキヤナギ、圧巻の桜で、気分も一気に開花宣言。今年から僕は“旧暦の知恵で日々を慈しもう”と、古臭くても新しい歳時記カレンダーを入手して使い始めた。
 明治5年まで国歴だった太陰太陽暦は、月の一年(354日)と、太陽の一年(365日)の11日の差を工夫し、月と太陽両方の運行を取り入れた、非常に高度で科学的な暦。例えば「閏月」の入る月が、ここ2千年来は無類に夏が長く、冬が短い百年で、春の到来も桜の開花も毎年早まっている。つまり「温暖の世紀」に入っていることを旧暦はお見通し。近年の異常気象は、あながち温室効果ガスの仕業だけではなさそうだ。
 日本の生活文化をここまで正確に育んできた旧暦を、「潔さ」よりむしろ「愚か」にも捨て去ってしまったのが維新の文明開化。いま再び150年前まで使われていた旧暦の「自然歴」を甦らせ、日本人本来の生活文化を見直すべきだ。自然と共に生きる、かつての日本人は豊かだった。自然からますます乖離する生活は、人間を不幸にするよう思えてならない。旧暦の知恵を活かせば、新たな生活様式も本物になるはず。二十四節気、七十二候、五節供、雑節などから、“日々是新た”な明日を創造してみる必要がある。


自然と共生する科学への期待


 「ゲノム編集 食を救うか」「1号トマト来年流通」(1月18日毎日)という記事をクローズアップしてみたい。このトマトには血圧を下げたり、ストレスを緩和する効果のあるアミノ酸の一種「ガンマアミノ酪酸(GABA)」が通常の5〜6倍多い。普通のトマトにもGABAを合成する能力はあるが、一方でその酵素を阻害する遺伝子もある。ゲノム編集技術で阻害機能を失わせ、GABAを多く作られるように品種改良したものだ。
 京都大では真鯛の筋肉の成長を抑制する遺伝子を制御し、餌を増やさず1.2倍ほど身を増やすことに成功。広島大では卵アレルギーがある人でも食べられる卵を開発。他にも毒芽を防いだジャガイモ、攻撃性を抑え養殖しやすい鯖など、農畜産物の品種改良が広がっている。
 広島大の堀内教授(動物生命科学)は「地球環境の激変で従来通りの食料生産が困難になる中で、10年20年もかけて品種改良していたら間に合わない。食料の安定供給のためにも、数年でできるゲノム編集が重要になることを消費者も認識してほしい」と話す。
 今回のトマトは、成分合成や成長などを阻害する機能を失わせる技術。外来の遺伝子は含まれないため、「遺伝子組み換え食品」の表示義務はない。しかし生物の遺伝子を人為的に改変することへの懸念は根強い。ただ外部の遺伝子が含まれないことが確認できれば、自然界で変異が起きたものと何ら変わらず「安全性に問題はない」とされている。
 要するに自然の摂理を無視するから、安全を脅かす問題が起る。自然のメカニズムに倣い、自然と融合する科学技術であれば、人間や生物環境に多くの恩恵をもたらすことが期待できる。そのためにも、自然の摂理を徹底究明し、自然と科学が融合することだと考える。

〈文責〉コピーライター 小山寅哉

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おとなの食育 NO.28

暮らしに「自然」を取り戻そう



「旧暦」の生きる知恵を活かす


 昨年の冬至12月21日付朝刊で目を引く見出し「ウグイス初鳴きなど観測終了『消える季節の指標』」という記事。気象庁が70年近く続けてきた季節の訪れを示す動植物の観測の大部分が昨年末で終了となった。セミ類の初鳴きだけでも8種目。栗、柿、桃ほか(木の発芽、開花、満開、落葉)が19種目など計51種目もの動植物観測が廃止。わずか6種目※1のみ植物観測は続けられるとか。個体種の減少や温暖化の影響が原因で、国として必要不可欠な業務は「予報」より「防災」への移行をはかるため。ただ多くの人が生物季節に鈍感になると、文化の喪失にもつながりかねないという意見もある。
 気象庁がこんな観測を続けてきたのは、季節の変化に基づいた旧暦が天候予測に役立っていたからで、それらを検証し予報資料にするために必要だったのだろう。観測終了は残念だけど仕方ない。ならば異常気象のせいと嘆く前に、自然の営みに忠実に1300年もの間受け継がれてきた「旧暦」を見直し、生活に組み込んでいけば、自然と四季折々の豊かさを感じ取り、日々必ず有益となるはずだ。


「立春」二度目の新年を祝う


 中国の戦国時代に考案された「二十四節気」。太陰暦による季節のズレを正し、四季を正しく示すため、一年を十二の「中気」と十二の「節気」に分けて江戸時代から採用された。ただ「二十四節気」は中国の気候に基づいていて、日本の気候と合わない名称や時期もある。そこでそれを補うために「雑節」(土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日など)という季節の区分けを取り入れたものが日本の旧暦。
 一年で昼夜の長さが等しいのは「春分」と「秋分」。一年で昼の長さが一番長いのが「夏至」で、一番短いのが「冬至」。僕は、その日を境にだんだん昼が長くなっていく「冬至」が、短くなっていく「夏至」よりは好ましく、これから日に日に暖かくなって心身に気が巡り始め、次第に希望が膨らむイメージを持てるから。
 循環農法で知られる赤峰勝人さんも、陰暦にそって種を蒔くとよいことを20年がかりでわかったそうで「人が生まれるのは満ち潮のとき、死ぬのは引き潮のときが多く、人体の名称に月偏が多いのも意味がある。地球上の生命はみな月の影響を受けていて、陰暦にそって作物を育てるのは理にかなったこと」という。※2
 さて今年も「立春」(2月4日頃〜2月18日頃)旧暦ではここからが本当の新年の始まり。「新酒もできて酒粕も出回る頃。体に活力をつけるため、酒粕と味噌を入れた汁物なども積極的に摂ること。春菊やれんこん、ふきのとう、イワシ、カレイ、ヒラメなど脂がのって美味しい季節」「『二十四節気』は季節と暮らしの目印。四季折々の変化を受け止め、自然の恵みに感謝する。旬の食材を食べることは、体を元気に、心を和ませる」という“和食育”を広げる野崎洋光さんの言葉。※3

〈文責〉コピーライター 小山寅哉

二十四節気「立春」の七十二候「ウグイス鳴く」



※1 ウメの開花、サクラの開花・満開、アジサイの開花、イチョウの黄葉・落葉、カエデの紅葉・落葉、ススキの開花(昭和30年から続けてきたサクラの開花予想は平成21年に終了している)
※2 赤峰勝人 著「ニンジンの奇跡」畑で学んだ病気にならない生き方(講談社+α新書)
※3 野崎洋光 著「体が喜ぶ 二十四節気の料理帖」(光文社知恵の森文庫)

青木美加 料理講座

応募方法
下のボタンの応募フォームより必要事項を記入の上、送信してください。申込締切日:2021年1月20日(水)


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TEL:072-725-0751 JA大阪北部 総務部 企画課
お問い合わせ受付時間:平日9:00~17:00

おとなの食育 NO.27

2021年初春を寿ぐ

宇宙からのエール



困難なストレスから回復する力

目新しい言葉にすぐ反応してしまうのは職業病ゆえだが、免疫用語の「ホメオスタシス(恒常性)」とともに、現在最も意識すべきキーワードが「レジリエンス」。
 実は息子「小山宙哉」が『宇宙兄弟』執筆にあたって、NASAでの取材に快く応じて頂いたのが「野口聡一」宇宙飛行士。昨年11月16日、新型宇宙船に搭乗した3人の仲間と、コロナに打ち勝つ願いで機体に命名されたのが「レジリエンス(resilience)」。心理学の用語で「困難から回復する力」をいう。
 元々はストレス(stress)とともに物理学の用語らしい。ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われる。「脆弱性」とは反対の概念で、困難なストレスに対する「自発的治癒力」の意味。精神的回復力や、抵抗力、復元力、耐久力など、「積極精神」に基づく「肯定的な未来志向」や「自尊心」などの因子が高いほどレジリエンスが高まるとされている。
 約半年間ISS(国際宇宙ステーション)に滞在し、iPS細胞を用いた実験などに取り組みながら、地上の災禍にエールを送り続ける野口さんたち宇宙飛行士に、私たちも地上からレジリエンスを信じて“言霊(ことだま)エール”を送り届けたい。


宇宙日本食がレジリエンスを高める

今回、ISSには欧米の飛行士でも食べやすくした日本食が別便で送られる。おにぎりやカレーのほか、愛媛の干物会社が5年がかりで開発した骨まで食べられゴミもゼロの「スペースまるとっとアジ(燻製塩味)」。JAXA認証まで8年がかりの「ちりめん山椒」(小豆島産)、日清食品焼きそばU.F.Oを進化させたお湯吸い切りタイプ麺、唐揚げのフリーズドライや、福井県立若狭校が開発した「サバ醤油味付け缶詰」「亀田の柿の種」などが輸送されるとか。

ごはんの国の豊かな食べもの。
米、麹、大豆、味噌に感謝。
国産大豆で自給率も上がってほしい。

いくら過酷な訓練を積んでいるとはいえ、あの窮屈なISSでの半年もの長期滞在。ストレスを抑え、リフレッシュできるのが宇宙食。野口さんにはぜひ正月の餅を食してほしい。雑煮やおろし醤油、海苔巻き、きなこ餅…餅は日本人の力の元。和製ソウルフードはスペースフードにもってこいだ。
 僕が考案したのは餅巾着ならぬ、レジリエンス「いなり餅」。切り餅(丸餅はヨコに半切り)を一晩塩麹に漬け置き、いなり寿司の揚げで包んだもの。一緒に味噌やチーズ、あおさなどアイデア次第。もっぱらおでん種とか鍋用だが、揚げ自体に味付けして宇宙食にできないものか?55歳の野口さんにはきっとパワーの源になる。ほかにも梅干、納豆、漬物…宇宙食も、困難なときも日本食で元気に。そんなことに思い馳せつつ、「いなり餅」でレジリエンスの願力を養う。今年もみなさまのご健勝を祈念して…

〈文責〉コピーライター 小山寅哉

創作「いなり餅」のねばりでレジリエンス・アップ!

藤田彩実 料理講座

応募方法
下のボタンの応募フォームより必要事項を記入の上、送信してください。申込締切日:2021年1月13日(水)


お申し込みはコチラから



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TEL:072-725-0751 JA大阪北部 総務部 企画課
お問い合わせ受付時間:平日9:00~17:00

JA大阪北部の取り組み vol.6

おとなの食育 NO.26

「自然の豊かさ」が「人間の豊かさ」

自然が豊かでなければ 人間は豊かになれない

 
自然と共に生きるために

今年は東京2020オリンピック・パラリンピックで希望あふれる幕開け。それが青天の霹靂、見えないウイルス感染の猛威に阻まれ、聖火は風前の灯火。開催の可能性も予測不能。想定外、思いもよらぬ災禍が蔓延する世界規模の緊急事態。天災・人災、とき・ところかまわず、未曾有の天変地異は、必ず起こりうるという覚悟で生き延びるしかない。
 確かに自身も常々「諸行無常」をよすがとしているものの、ここまで過酷な現実に直面し、為す術もないのは茫然自失、希望は絶望に一変する。そんな危機感を思い知らされた一年でした。また磐石かと思われた長期政権も道半ばで幕切れ。ただ新らたな指針で、温室ガスを2050年までに実質ゼロの脱炭素・グリーン社会を目標とし、国連では「核兵器禁止条約」が50カ国の批准に達し、来年1月の発効が決定。それらは「日本創生」に向けて、一縷の望みをつなぐ年の瀬となりそうです。
 1970年以降、この50年間で野生動物の個体数が3分の2以上減少。しかも毎年推定100万種が絶滅の危機にさらされている。人類の繁栄の裏で、自然の豊かさが著しく喪失していることを、ため息まじりで眺めていてよいものか。この地球自然の豊かさを護り継ぐことによってのみ、人はほんとうの豊かさを享受できます。他者に与えることで、自らの生命を護る「生物の共生原理」に真摯に向き合うべきでは。「自然との共生」こそ人類の努め(=生命のテーマ)ですから。
 
心の安らかに新たな時代を創生

昨年末(12月号)から新年号で「養生訓」を取り上げてから、早や一年。いま新たな日常となった「新しい生活様式」とは、まるで“心気を養う”「養生訓」の生活様式そのものです。「時宜(じぎ)にかなひ、事変に随(した)がふ」という自然な生活態度が今ほど大切なときはなく、これからも時代を超えて受け継がれていくものと信じられます。
 また新しい医学的知見も取り入れながら、益軒先生の未病を防ぐ食養生こそ、人々の規範となる「新しい『食』生活様式」といえるのではないかと思われます。“養生すること”とは、「天地自然の原理」から「みずからを知る」ことから始まります。自分自身を知ることと、「心の安らぎ」から「体の安らぎ」を養生して得られる「心の楽しみと健康長命」。そのために何を、どう行い、食し生きることが正しいのか、“温故知新”と“夢と希望”で「新たな時代の創生」を実現したいものです。
 

〈文責〉コピーライター 小山寅哉

自然と共に生きるために、自然のものを食す。
いのちの根源は一粒一粒に蓄えられた太陽エネルギー。
ごはんの国の豊かな食べ物に感謝して…

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